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砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠してあるからだよ | さかさまな季節からのつぶやき

その5 I just play one in your life.

最近書いているつづきモノです。
過去の記事は下記からジャンプしてみてください。
但し、最初から読まないと、何が何だかチンプンカンプンかも(ごめん)



その1 いじめられてる? わたし?→ここからジャンプ
その2 きらわれている? わたし? →ここからジャンプ
その3 それから  → ここからジャンプ
その4











五月某日(火)


この日、わたしは、クビになった。

仕事が終わってから言い渡された。

頭が混乱?

なぜクビなのか?




おばちゃんは言った。

「あなた、来年から学校行く予定って言っていたけど、

うちの仕事はやっぱり、二年三年と働いてもらう人じゃないと駄目だと思ったの…

まぁ初めから言っておかなかったけど、そういうことなので……じゃあ息子からお給料もらって帰って」

そう言って、私の目も見ずに立ち去ろうとするおばちゃん。

今まで、ありとあらゆる嫌がらせに手を尽くしても、

私の口から辞めるという言葉を引き出せなかったおばちゃん。

最後の制裁を与えたんだと思った。



私も仕事へ嫌気をさしていたので未練はない。

しかし。。クビっていう仕打ちが許せなかった。

リストラでは無く、クビだ!

同じ解雇扱いでも、リストラとクビはニュアンスが違う。

クビっていうのは、その会社にとって致命的ミスを犯したり、

無断欠勤が続くとか、犯罪~あと暴力沙汰だろうか??

私はそんなことしていない。

過去、日本で仕事をしていた経験をすべてかき集めて、

今まで同僚がクビになった時のことを洗いざらい思い出してみた。

客商売のレストランやカフェは、確かに他の業種に比べて人の出入りは激しかった。

仕事を覚えられないバイトや無断で遅刻をする人はいたけれど、

そういう人たちはクビになる前に、いつの間にか仕事に来なくなった人が多かった。

正社員のとき、ちがう部署のおじさんが200万円横領して解雇になった。

顔も見た事がないおじさんだけれど、その事件はとてもびっくりしたのを覚えている。

そういうものと、同等のことを私は犯したのだろうか?

私が納得がいくクビの理由は見つからない。

しかし、

しかし、

職場にはもう、まったくの未練がない。

でも言われてすぐには、私はうまく考えられなかった。

とりあえず言われるがままに、ユニフォームを返し、給料をもらった。

それから、

わざと、働いている息子やおばちゃんの旦那さん、アルバイトさんのところへ行って、

「お疲れさまです。わたし、本日限りですが、今まで本当にありがとうございました」

と、大きな声で言った。

深々と頭を下げてにこやかに笑ってやった。

セコセコ逃げるように帰りたくはない。

だって私は何も恥ずかしいことなんかしていないもの。




家に帰って、

ステップサン3号に愚痴る。

「わたしねぇ、今日クビになったわ!生まれてはじめてクビになったわ!」

すると、3号少し哀れんでくれた。

そして

「僕なんか、5回以上クビになったよ!かわいもんだよ」

と言われる。

そうなんだよね、実はオーストラリアは雇用主が従業員へ解雇を宣告するのって、

日本と比べると遥かに多い。

分かっていたけれど、

自分がその身に降り掛かってくるとは考えてもみなかった。




悔しいから、Fair work のウェブサイトとにらめっこする。

ここは、雇用主、従業員が健全かつ公平に仕事をするための行政機関。

なにか不正があったら、ここへ訴える事ができる。

でも、ウェブサイトを見る前から私には分かっていた。

私の件は訴えることが出来ない。

解雇になるなんて思ってみなかったから、

私はおばちゃんのハラスメントの証拠を何一つ残していなかった。

証拠、又は証人? 

Kさんは無理だ。狭い現場だけれど彼女はいつも私と離れて仕事をしているから、

おばちゃんとの罵声の経緯みたいなのがわからない。

囲まれていたのは、あの家族たち……駄目だ。

こういうケースは非常に不利なのだ。

中傷は他人からは話が見えにくいのだ。

それに、

私の所属はカジュアル扱い!(=ほぼバイトと同じ扱いだけれど、もっと不定期日数で働く)

勤務年数は、たったの1ヶ月!!

まったく駄目駄目だ。

でも、ためしに電話してみた。

「法的に訴えることを考えているのか?」

スタッフが私に訊いた。



いろいろと探っていくと、会社の粗も見えてきた。

たとえば、面接の時に書かされた日本語の契約書。

そこには、仕事をして腰痛を引き起こしても、会社の責任ではないみたいなことが記されてあったけれど、

あれは、英文の契約書でないと効力が無いし、英語以外の契約書は違反だった。

でも、私は運がいいんだか悪いのだか?

体がピンピンしている、、、。

こういう会社の粗まで持ち込んで訴える気力は無かった。

うらみつらみを長く持続出来ない私。

本当にうらみが募っていたら、突っ込んでいけるのかしら?

でも、

時間もお金も、もったいない。

その時間があったら、ちがう仕事の面接にチャンスを託したい。

それだけお金かけるんだったら、

美味しいもの食べてウサをはらせる。

~と気が付いた時、

結局、私のはじめてのクビは、そんなものだったんだろうか?

という結果にいたった。



私はそのFair workのスタッフの問いかけに、訴えないことを伝えた。





五月某日

あれから、Kさんとはまるっきり、連絡をとっていないのに、

突然メッセージが届いた。


Kさんー

なおみんさんの後に入ってきた、ワーホリさん、

月曜日に「熱があるので、お休みします」という電話を受け取ってから、

来ません。





私はもう辞めてしまっている人間。

そんなこと言われても、関係ないのだよ!

でも、なんでKさんはこんなクビになった私にメッセージを送るんだろう?

まぁ、他にだれも愚痴をこぼせるバイトさんもいないものね。

と思う。




それから一週間後のこと

またKさんからメッセージが届く。


Kさんー

なおみんさん、こんにちは、

今週ずっとAさんが突然来なくなりました。

信じられません。最近のワーホリさんというのはこういうものなのでしょうか?





これには私も驚く。

あの、おばちゃんが可愛がっているように見えた、Aさんが?!


さらにもう一つ驚いたのは、

Aさんが来なくなったその週の週末は、バイトのお給料日。

現金払いの仕事なので、給料をもらうには必ず店に顔を出さなくてはいけない。

私はざっと彼女のもらうべき金額を計算する。

少なく見積もって1200ドル。

ワーホリさんというのは生活も大変なはず。


なおみんー

なんだか変な話ですね。

私がもし、嫌な事があったとしても、お給料をもらってから、

次の事を考えるけれど。

なにか、変な事件に巻き込まれた、、というわけではないと思いますが。





Kさんの話によると、

私が辞めさせられてから、人不足でお店はとても忙しかったらしい。

そりゃあそうだろう!



私は考えた。

唯一嫌みを言う相手、、つまり私がいなくなった事で、

Aさんが的になってしまったのかもしれない。

店が忙しい中、

Aさんは、とても仕事ができた人だったけれど、

他の人がやるべき仕事までも、手が回らないのは確かだ。

ぜんぜん、難しい仕事じゃないけれど、

おばちゃんは異様なまでの仕事へのコダワリがあって、

それが微妙にズレただけで鬼化するんだもの。

端からみていて、プライドが高そうな小姑系Aさん。

ぜったい、

何かあったように思えてならない~家政婦は見てないけれど!←家政婦なおみん?

よっぽど腹が立ち、傷ついたのかもしれない。

見かけはとても責任感がありそうな、そんな彼女が、

なんの連絡もせずにドロンと姿を消したのは、

お店に対しての嫌がらせだ。



全く、おばちゃんにとって、大事な仕事のはずが、

人を扱いきれなくて、自分で自分のクビを絞めているじゃないか?

馬鹿じゃないのか?

でも、

25年の会社経営のなかでは、人不足もお店にとっては日常の事。

人はいくらでも使い捨てが出来るから、

本心はへっちゃらなのかもしれない。




でも、Aさん。

嫌な事があったら尚更、

お給料はもらうべきなのにな!

だって今までの耐えた仕事?ただ働きになっちゃうのよ!


と、

もう関係のなくなった、どーでも仕事のことをいろいろ考えた。






この話の続きは、

またいつか!近いうちに!!



今夜もドロドロと私の愚痴を聞いてくれてありがとうございます。



PS:

今日の上の写真は、昨日アンティークショップに行った時、
店内でオットすちーぶが見つけたものです。
「まさに、今の君だね!」と言われて深く納得してしまった私。
簡潔に和訳すると、

「あたしは決して嫌な奴(a bitch)なんかじゃないの、あんたの人生の中で、ただ通りすがりのもの」

という感じなのではないでしょうか?

このシリーズはこれにて第1幕終了します。
本当は、書きなぐっていたら本が出来てしまうくらいなのですがね。


最後まで読んでくれてありがとうございます。































その日は朝から様子がおかしかった。

朝来ると、私がやるべき仕事が90%ちかく終わっている。

何か企んでいるよおばちゃん!!

と、思っていたけれど、突然クビになる原因が自分で思い当たらなかった。

クビ?

アラフォーの私が過去ウン十年の仕事&バイト経験で、

いままで、クビになったヒトってどんなだっけと考えてみる。



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その4 あなどれない  




最近書いているつづきモノです。
過去の記事は下記からジャンプしてみてください。
但し、最初から読まないと、何が何だかチンプンカンプンかも(ごめん)



その1 いじめられてる? わたし?→ここからジャンプ
その2 きらわれている? わたし? →ここからジャンプ
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五月某日(月)




朝仕事へ行くと、

テーブルの上にいつも置いてある三つのマグカップ。

それぞれに飲みかけの緑茶が入っている。

ここの家族経営のおばちゃんとおばちゃんのオットと、その息子のマグカップだ。

もちろん、私たちバイトには許されない、仕事中に飲み物などを飲むこと。

それはおばちゃんには聞いたことは無いけれど、

バイトさんが飲んでいるところを、見たことがなかったから、

飲むことは出来ないんだろうなって勝手に思っていた。

それに、

息つく暇無く働いているので、飲み物を飲みたいと私は思ったことが無い。

ただ、一秒でも早く仕事を終わらせて、この場を離れてから一休みしたいと思っていたから。

冷えきった緑茶を見るのは、朝出勤してくる時に漠然と目に飛び込んでくる、

ただの殺風景な仕事のはじまりの1コマだ。



しかし、、

1人だけ仕事中に、飲み物を飲むことを許されているアルバイトがいるのを知った。

それは、ワーホリのAさん。

Aさんは勤務態度もまじめで、テキパキと仕事をこなすバイトさん。

同僚のKさんの話によると、

Kさんがここで働きはじめて、少し後にAさんはここで働き出したから、

五ヶ月位ここで働いていることになると言う。

つまり、

一番長いバイトのKさんより少しだけ遅く入ってきたAさんも、

Kさん同様のベテランということになる。

そしてAさんは、唯一バイトさんの中でおばちゃんの次に仕事を教えてくれたりする。

モチロン仕事のダメ出しもビシビシ容赦なくする。

つまりちょっと小姑系のバイトさん!←しっかりしていると言うのか?

彼女はだいたい、私の出勤の三十分後に出勤してくる。

ユニフォームに着替え、手を洗い、私の隣まで歩いてくるAさんの姿を見たとき、

私は、驚いた!

彼女は片手にスターバックスのタンブラーを持ち、ちゅうちゅう飲み物を吸っていた。

そして、「はぁ〜」とため息をついて、そのタンブラーを業務用の冷蔵庫へ無造作に置いた。

私はそれを見て、おののいた!

他のバイトさんは、着替えると速攻自分の仕事へ取りかかる。

飲み物を飲むという個人の行儀が許されない雰囲気が、むんむんとあるのに、

彼女は、のうのうとしている。

もし、私がそっくりそのまま彼女の真似をしたら、

今すぐにでも、おばちゃんの罵声が飛びそうだ!!

もう一つ信じられなかったのは、

その飲み物を仕事用の業務用冷蔵庫へ、無造作に放り込んだこと!

私物なんか、問答無用で持ち込めないと思っていた。

その業務用冷蔵庫の空間は、隙間無くおばちゃんが決めた、タッパーを置く場所が事細かく決められていて、

その決まった置く場所にモノが、ふと何かの拍子にズレただけでも、

おばちゃんはこの世の終わりみたいな顔をして、悲痛な声をあげるというのに!

Aさんよりも、ひと月だけ先輩のKさんだってこんな余裕のある態度は見せない。

彼女も他のアルバイトと同様、一心不乱に働いている。


侮れないわ、ワーホリAさん!

と私は思った。




次回へつづく


PS:なんだかドロドロしているこのシリーズものですが、(汗)
  私は毎日元気です。
  心配してコメントやメールいただいた方々、本当にありがとうございます。
  実はこの事はもうすでに、わたしの中で過去になっている部分も多いのです。
 
  本当はドロドロと思いのたけを書くのは、どうかな?と躊躇していましたが、
  私と同様の経験をされている方が、以外に大勢いるという事を知りました。
  
  だから、もし今私と同じような疑問を抱えてお仕事をしている方が、このオーストラリア、
  またはパースに居れば、何かを変えるきっかけとして、後押し出来ればいいなと、
  勝手に思い、私の独断と偏見で?書いているのです。 
  ↑とは言うけれど、出来るだけ公平性を私は尽くして考えているつもりです。
  まぁ、そんな思いが、そういう方に届けばいいなーって思って書いてます。
  長々と読んでくれて、ありがとうございます。


M(_ _)M♡
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つづきの話その5『あたしはビッチじゃない』は、こちらから


Posted by Naomin on  | 8 comments  0 trackback

その3 それから

※本日の話は続きものです。
過去記事は下記のとおり☆



その1 いじめられてる? わたし?→ここからジャンプ
その2 きらわれている? わたし? →ここからジャンプ











五月某日(月)


少しずつではあるけれど、

おばちゃんの叱咤が無い日も出てきた。

しかし、叱咤が無い日でも、

「おつかれさま」と言って、私服に着替えて帰ろうとすると、

「ここの仕事、合わなかったら、いつでも辞めていいんだからね」

と、キメ台詞を言う。

でも、こちらもキメ台詞。

「いいえ、頑張らせていただきたいです。よろしくお願いします」

あくまでも、強気に見せないように、、

低姿勢、低姿勢。

そう言って、ぺこりとお辞儀をする。











五月某日(火)



私は新しい仕事に就くとき、

聞き忘れがないようにメモを用意しているのだが、

入ってすぐに、メモを取る行儀について、怒られた。

「頭よ! ”あ た ま” にそのまま、私の言った事を記憶しなさいよ!」と!

だからメモをとるのは、仕事が終わってから記すことにした。

それなのに、今日はこんなことを言ってきた。

「あなた、メモ取っていたわよね? メモ見ながらやりなさいよ」

私は待っていたとばかりに、

カバンからメモを取り出して広げた。

すると、カメレオンみたいにみるみる顔色を変えて、ピシャリと言放す。

「やっぱり、見ないで!」



おかしい〜、、、

おかしいよ!

ぜったいおばちゃんは狂っている!

と、再確認する。








五月某日(日)

日曜日、今日は仕事が休みで、友人と会い。

アルバイトの愚痴を聞いてもらう。

それは実にありがたいこと。

そして、

友だちに、たくさん笑ってもらう。

ふと、思う。

私はなんで、こんなにおばちゃんにいじめられているのに、

平気なんだろうか?

私、マゾなのか?

いや、、

ちがう、

やっぱり怒られる根拠が見出せない叱咤は、人の心を害するのは確かだ。

でも、おばちゃんのイジメは、イジメられている私がこんなことを言うのもナンだけれど、

イジメの底が浅はか〜、、

こんなことがあった。




私は仕事に没頭していたら、

そのやり方を見て、おばちゃんは声をあげたんだ。

「まったく、あなたって人は!…」

話を聞いてみれば、

おばちゃんの教えた道具の位置がちがうと言う。

でも、私はおばちゃんの言われとおりのポジションだと120%の自信はあったし、

位置が違うぐらいで、誰の迷惑もかからないし、商品の正確さに狂う事はないのに。

でも、こういうことは私に限らず、彼女の旦那さんや他のバイトさん達とも揉めていたので、

心の中で「またか」と思った。

でも、この日のおばちゃんは朝から機嫌が非常に悪かった。

おばちゃんは、落胆したような1オクターブ高い声を張り上げる。

それは水鳥が一声あげるみたいな音色で、

一体どこからそんな声が出て来るんだと感心する。

「まったく、あなたってヒト、ほんとーーーーに、信じられない、、」

私も全くわかりません、、、あなたのこと、、。

それはモチロン声なき、心の中での反論!

「仕事中、何考えているんですか!? 家庭の事情でも考えているんですか!」

はぁ……??

はい?

私はあんぐりして、おばちゃんの演技しているみたいな…嘆く顔を見た。

それは馬鹿に大げさな、

なんだか『渡る世間は鬼ばかり 劇場版』みたいなシーンだなと思いながら、

次の言葉を聞いた。

「家庭の事情なんて仕事に持ち込まないでください!」


私は頭がキレタ!

それ、現行犯でハラスメントだわ!

が、しかし、、、こういうクリアにアウトなことする上司って、

いるんだなって知った。

ひと言、言ってやろうとと思った。

でも

でも、

でもさーー、

せめて、

今月のお給料は、

スンナリ欲しいわ
!!

という一番の私の使命がぽっかり頭に浮かんだ。

おばちゃんは私を挑発してる?

リングに立ってグローブで構えているおばちゃんが目に映る。

きぃきぃ鳴いているけれど、

ぽっかりと出っ張っ腹は筋肉で出来ていなくて、ただの脂肪だ。

振り袖のような腕は、ただの伸びて老いた皮膚の皮。

経歴は長いと言うけれど、口先だけで動きはアマチュア。

わたし、、勝てる、、 1ラウンドKO☆


しかし

辞めさせるための何か罠なの?

今月の明細表がちらつく!!



私はグローブもマウスピースをはめる事無く、

リングを後にする。ガウンを着たままその場を退場。

これでこの日の判断は良かったと思う。

でも、おばちゃんは、顔色変えずにいた私を許せなかったのは、確かだ。




長く続ける仕事じゃない!

25年も商売をしているのに、家族以外の正社員はいなくて、

アルバイトも、一年と続かない。

みな最高で半年ぐらいしか、ここで働いていないなんて、

やっぱり変なのだ。

次の仕事のことを考えるようにした。

 ワーホリのアルバイトはマクシマムで働ける期間は半年だけれども、永住者のバイトさえ一年と続かず、すぐに辞めてしまうのでした。


この話の続きはこちらからジャンプ

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その2 きらわれている?わたし?





昨日のブログの話のつづきです。前回の話はコチラから


(五月のバイト日記から抜擢)







五月某日(金)



「電話してください」とメモを渡してくれたKさん。

私はさっそくメッセージ(チャット)を送った。



なおみんー

うれしいです。不安で仕事をしている毎日だったので、
声をかけてくれてありがとう。
これが私の携帯番号なので、いつでも何かありましたら、
連絡くださいね。 \(^0^)/
これからもよろしくね。




すると3分もしないで返事が返ってきた。


kさんー

なおみんさん。頑張ってください。
私も怒られてばかりなのです。
一度、お茶しませんか?





正直うれしかった。

でも、

なんだか、、

嬉しい反面、

何か引っかかるような変な気持ちもする。

でも、でも、

とにかく一度くらい逢って話を聞くぐらい、いいではないかと思うことに!

それから、

自分の口からはぜったい職場の悪口を言わないように、

固く口を閉じよう!と、心に決める。

いくら私が不当な仕事だと思っていても、

Kさんにとってはそうでは無いかもしれないし、

第一、仕事を慣れない身でそういうことを言うのは、やはりいい感じがしないではないか。



私の口!ハマグリにな〜れ!!







五月某日(日)



日曜日に2時間ばかり、シティでKさんとお茶をした。

いつもの地味なユニフォームとは違い、

とてもおしゃれなKさんが、私よりも先に待ち合わせ場所で待っていた。

普段、シティのカフェには立ち寄らないというKさん。

私の思いつきで、テキトウなカフェにて、二人でコーヒーをオーダーして、

席に着いた。



はじめに口を開いたのはKさんから。

「 ○◯△□(←私の働いているおばちゃんの会社名)は、とても厳しいんです」

私もコクリコクリと頷く。

「そうですね……私、入ってから友人に教えられて知りました。厳しい職場で有名だと……で、Kさんは長くお勤めなんですか?」

本当は『厳しい』じゃなくて、ここは『意地悪』という三文字が入るところを修正した。

いいぞ、私。

「……半年…ぐらいですかね」

Kさんは答える。

「働いているバイトさんたちも長いんですか?」

「いえ、、私がいちばん長いです。あとのバイトさんはたぶんワーホリだと思います。でも話とか一切出来ないので、なおみんさん同様にみなさんのこと知らないんです。あのお父さん(おばちゃんの旦那さん)の名前も知りません」※ワーホリは同じ職場で半年以上働けない


あんな狭いところで、少人数で半年も働いているのに!!全く他の同僚との交友もないんだわ!

私は彼女に気づかれないように心の中で驚いた。

なるべく職場の話は避けたかったので、ちがう話を持ち出してみた。

「Kさんも私と同じ永住ビザなんですよね?」

「……ええ」

この時、Kさんの顔が曇る。

なぜ、そうなのか分からないので、とりあえず言葉を続けた。

「パートナーや旦那様がオージーなんですか?」※パートナーがオーストラリア国籍であれば、事実婚でも永住権申請が出来るオーストラリア


そう聞いた瞬間、完全に私はKさんの心を閉ざしてしまった。

まるで、あの古事記に出てくる女神アマテラスの岩戸のように。

そしてKさんはひと言、

「そういうことにしときましょう!……今は詳しい事は話したくありません」

私はびっくりしてしまって、思わずごめんなさいと謝る。






ちょつと沈黙〜






会話に間が空くのを恐れた私は、頭ん中で会話を探しまくった。

Kさんは私に「一緒にお茶をしよう」と誘ってくれたけれど、

私には殆どなにも聞いてこない。

会話のキャッチボールは途切れがち。

上品にきっぱりと、「です」 「ます」調でしゃべるKさん。

本当に私に逢いたかったのだろうか?



で、

何を話せばいいのだろう?

コーヒーはもう残っていない。

お代わりする気持ちは、二人には無いのは明らか!

会話を中断して帰るにも、

はじめに逢ったとき、この後、私はオットに落ち合う時間を彼女に言ってしまった手前、

「それじゃぁ〜」なんて露骨にバイバイできない。だってそんなの失礼よね?

そうそう

どーでもいい話をしょう!

どーでもいい話。

そうだ、たべものの話!!!(^0^)b



「晩ご飯って自分で作ります?それとも買って簡単にすませてしまう方ですか?」

いいぞ!わたし、、食べ物の話なら、害はない!

私はよくパーティの席で会話に困る時、決まって食べ物の話を持ち出す。

これで失敗した事はほとんど無い。特に日本人女性は!



が、しかし、

「夜は食べませんね…太るの嫌なんで」


あああああああああーーーーーーう



私は空中を見つめる。

目を泳がせて今度は視界の中から、会話を探してみた。

Kさんの腕時計のロレックスはキラキラ冷たく輝いている。

それは何か、Kさんの心の錠のようにしかりと繋がれたカギのように思えた。

ハマグリになったのは、Kさんの方で、

私はほんとうに、よーく、、発情期のオスのオウムみたいに、ピーピーしゃべり倒した。←は? 発情期のオスのオウム飼った事ある人ならわかる









iPhoneのリラックマのカバーを買った経緯も話した。←すごくどーでも良い

かなりの、後悔の渦。

嫌われたかも!……。




でも、

職場を中傷することは言わなかった。

それだけが救い〜




なのかな?



(またまた、どうでもバナシが次回へ続く)

続きはこちらから

その3 それから  → ここからジャンプ




PS:南半球オーストラリアのパースは今、どしゃぶりの雨の中です。はぁ〜
  止まない雨は無いとは言うけれど……ね? 地球のどこかには晴れ上がった素晴らしい天気があるのでしょう  ね?いいな。(^_^)


M(_ _)M♡
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いじめられてる?わたし?






(五月のバイト日記から抜擢)




五月某日(火曜日)



やっぱり私は、ここのおばちゃん=女主人に嫌われている。

今日も私の身長が高いことで注意をされた。

「物を取るとき、前かがみになるのはやっぱりおかしいわよ!」

と、言うのである。

身長170センチの私は、前かがみにならないと戸棚の屋根が視界を邪魔して、

品物が見えない。

私は決して口答えはしないけれど、

間髪入れずにおばちゃんは言葉を続けた。

「背が高いからっていう理由じゃないと思うの、、それ言い訳にならないから」

と、大きな声で言う。

しかし、私が前かがみになることで、他の人の邪魔になったりするわけじゃないので、

心の中で、

なんだよ、このくそババーと毒づく。

顔は陽気で、間抜けなモモンガみたいな顔をして、

「すいやせん」と、一応言っとく。






五月某日(水曜日)


私のこのアルバイト先は、とっても厳しくて意地悪な職場で有名だった。

それを入ってから、何人かの友人知人に言われた。

働いた勤務時間をメモするノートには、

数人の名前がのっているけれど、みな1週間もしないで辞めている。

「やめたら?」と知っている人は私にすすめた。

やめようかなって思っても、やっと見つけた仕事!

そう考えるも、なかなか行動に起こせない。

この国で職歴がほとんど無い私には、素早く次の仕事は見つからない。

しかし、私のこと、おばさんは正真正銘本当に嫌いらしい。

はじめは、おばちゃんが叫ぶ叱咤も、彼女の25年の仕事経験から身につけたバイト育成方法で、

こういう厳しいことを言っているのかな?

と、自分なりにいろいろな角度で考えてみた。

でもはじき出される答えは「ちがう、、ただのイジメ?」と出てしまう。

しかし、その内容が私の本心が、えぐられる言葉じゃないので、

このおばちゃんの嫌みもイジメも私は余裕で耐えられる。

これがもし、私の気にする本当の弱点をえぐり、差す言葉だったら、

私もこのバイトを一日で辞めていたかも、と思う。

過去にいろいろな職場なりバイトをし、意地悪な人なんて沢山いたけれど、

こういう根拠の無い嫌われ方を職場で露骨にされるのは、正直生まれてはじめて、、

でも、

でも、

今はもう少しここで働こうと決心する。

あと少しだけがんばろう。








「一度言ったことは二度いわせるな!」

ということで、

大概一度で覚えるようにした。

でも、一度で覚えると尚更、きげんが悪くなる。

だから、入って早々肝心なことは教えてもらえなくなった。

教えてもらえないから、おばちゃんの息子やおばちゃんのオットに聞いてこなすと、

やっぱり「違う!」とわめき出す。

おばさんのオットも息子も、おばさんがわめき出すと何も言えなくなり、

そして貝のように固く口をふさいで、おばさんの嵐が過ぎ去るのを待つのである。

アサリのような父と息子だな。







五月某日(木曜日)


この職場に就いた時、

「なおみんです。よろしくお願いします」

と挨拶したら、

自己紹介は各自テキトウにやってくださいね。

と自己紹介をはぶかれてしまった。

そして、職場ではおしゃべり厳禁だったので、

2週間位、みなの名前が分からずに苦労した。

日本人家族経営なので、

とくにおばちゃんとおばちゃんの旦那さんの呼び方が分からず、

何度も、おばちゃんの旦那様を「お父さん」と言いそうになり、、、

おばちゃんを「お母さん」と言いそうになるわたし、、、

ヨメ気分?






五月某日(金曜日)


私と同じバイトさんが何人かいるけれど、

みんなどんな事情で働いているかわからない。

まぁ、そんな事情なんて詮索するつもりはないけれど、

なんだか全く交流がないのも味気ない感じがする。

みなさん必死に働いている。

挨拶ぐらいしか、ろくに会話も交わさない仕事なので、どういう方なのかもサッパリわからず。

出勤時間、終了時間はみなそれぞれ15分単位で違うので声をかける時間も無い。

しかし、私の勤務時間が終わり、帰り際には「おつかれさまでした」と一応日本流にあいさつする時、

その言葉に笑顔で答えてくれるバイトさんが1人だけいた。

今日、最後にそのバイトさんに声をかけた時、

「なおみんさん」と声にならないような小さな声で私を呼び止め、

一枚の紙を握らせてもらった。

なんだろうって思って、その紙面をみたら、

電話番号が書いてあり、「電話して!!」

と書いてある。

いやはや、こんなことしなきゃ、バイトさんたちと関わりが持てないなんて、

なんていう仕事なんだろうと思うけれど、

この手紙はちょっぴり嬉しかった。





五月某日(月曜日)


ホスピタリティな仕事なのに、

「Hi May I help you?」というと怒るおばちゃん。

とくに私の言う、「Hi 」が、駄目と言う。

それはこの職場ではふさわしくないと言い張る。

だからすごく変な英語で接客しなくてはいけない。

私は逆らいたくないので、おばちゃん流な英語で接客する。

バイトさんたちもみなそうしている。

女性が来ても「Yes, Sir」ってなんだか失礼なんじゃないかなと思うけれど、

文句は言えない。

この仕事について一日目、はじめてお客さんの前に立った時、

1人のお客さんからオーダーをとった。

でも、商品名もまだ知らない私は、その商品名を聞き返した。

すると、

「あなたのご主人はオーストラリア人なのよね?」と言って来た。

オットすちーぶは、自分はイギリス人と言い張る人だけど、

この会話の流れで、いろいろ自分のこと話すのも面倒なので、

「そうですね」

と、答えた。

すると待っていましたとばかりに、

「だったら、今のお客さんのオーダーも英語が出来ない私よりも先に聞き取りができないとね」

と、何かに勝ち誇ったように笑って言う。

なんか、変なの!

と、これも私のお腹の中でつぶやく。






すぐ気が付いた事なのだけれど、

おばちゃんは英語が全く出来ない。

そしてアルファベットもろくに読めないことを知った。

25年もオーストラリアで商売をしているのに、

中学生でも読めるそのアルファベッドが読めないと知ったとき、

私は嫌みじゃなくて本心で「すごいな」と思った。

この国で生活するのに、25年も英語に触れないように生きるなんて、

ものすごく孤独なんじゃないだろうか?と勝手に想像して勝手に同情してしまったけれど、

彼女にとって素晴らしい家族がいるから、生きていけるのだなと思い直した。








私がお客さんとちょつとでも世間話みたいなことを話すとおばちゃんは怒る。

だから私は黙っていることにした。

英語を使うのは、おばちゃんがお客の質問が分からないときに、

「訳して!」というまで英語が禁止。

でも、私もずっっとおばちゃんと一緒にいると目が回るので、離れていたら、

「訳して!」と言って来た。

何かと思ってその笑顔の人たちの話を聞けば、

宗教の勧誘だった。

「ここの経営者はは無神論者です」

と、私はその勧誘のお姉さんにテキトウに言って断る。

そうなの!

ここは神も仏もいないのよ!




(この日記はつづくのであります)

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その2 きらわれている? わたし? →ここからジャンプ



M(_ _)M♡
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Posted by Naomin on  | 4 comments  0 trackback
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